電子黒板の特徴とメリット

インタラクティブ・ホワイトボードの入力方式

 

 

高機能電子黒板であるインタラクティブ・ホワイトボードは、USB、シリアルポートや、Bluetoothなどの無線でコンピュータと接続しますが、接続するコンピュータにデバイスドライバをインストールしておく必要があります。

 

このドライバが指やスタイラスの位置、ホワイトボード表面への接触状態をデジタルインクに変換します。この変換には現在5種類の方式があります。デジタル感圧型は、2枚の電気伝導性のシートの間の僅かな空隙に圧がかかって触れることで表面のシートが接触し、その部分で通電させる方法です。これならシートの電気抵抗値によって接触した簡単に座標がわかるわけで、圧をかけるのは指でもスタイラスでも問題ないのがメリットです。

 

電磁気型は基本的にタブレットと同じ方式で、ボード表面の直下に埋め込まれているのはX軸方向とY軸方向のワイヤで、コイルを埋め込んだスタイラスを遣うことで電磁誘導されて接触位置を感知します。

 

スタイラスペンにはバッテリー内蔵等の電源供給型とボード側で電気信号を発生させて電源が不要な型がありますが、動作を伴うような部品が無いので、耐久性は万全です。正確度はプロジェクタの解像度に依存しますが、マウスを浮かせた状態や右クリック等のマウス機能の全てをサポートすることが多いのがメリットとなります。

 

他には赤外線&超音波型、光学&赤外線型、レーザー型がありますが、デジタル感圧型機種以外は、電子黒板のソフトウェアが特別なアプリケーションソフトウェアになっているので、Windowsの方式ではなく、Windowsのメニューやタスクバーが使用できません。