電子黒板の特徴とメリット

電子黒板とは

 

 

電子黒板という言葉はかなり以前から登場していたこともあって、わりと耳馴染みのある言葉かもしれません。電子黒板とは、フリーハンドで描いた内容を電子的に変換することができるホワイトボードのことで、別名コピーボードとも呼ばれています。又最近ではコピーできるホワイトボードだけではなく大画面薄型テレビタイプまで幅広い機器を含む言葉となっています。

 

最もシンプル電子黒板は、ホワイトボードにイメージスキャナとプリンタを装備したもので、ホワイトボードの上をイメージスキャナが移動してフリーハンドで描かれた内容を読み取り、それを付属のプリンタに出力します。

 

もうひとつのフィルム型と呼ばれるタイプでは、ホワイトボード部分が巻き取り式のフィルム状になっていて、いくつかの複数面に描くことができます。このタイプのイメージスキャナは巻き取り部に固定されており、フィルムはループ可能にしてあるのが一般的です。

 

これらの最新タイプでは、付属のプリンタ出力に加えて、USB規格などのインタフェースによるスキャン結果の外部転送が可能になっているものも増えています。更にはより積極的にパソコンとの相互作用を可能にしたインタラクティブ・ホワイトボードと呼ばれる電子黒板をも登場しており、急速に普及が進んでいます。

 

これはホワイトボードがプロジェクタ用のスクリーンであると共にタブレットの役割を果たしているのが特徴で、普通の電子黒板としてももちろん使用可能ですが、指や専用の電子ペンを使用することで、インタラクティブな機能を利用できるのが大きなメリットとなっています。